甕匠・裵義錫

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甕匠・裵義錫
  • 種目 : 無形文化財第30号
  • 名称 : 甕匠・裵義錫
  • 指定日 : 2002.09.16
  • 作業場 : ソウル 中浪区 新内洞 398 (烽火山路 53キル 32)

ソウル特別市指定無形文化財第30号(2002.9.16指定)の裵義錫氏(中浪区新内洞に居住)は現在、南楊州市水洞面松川里「ハンミ窯ペ氏土家」(代表、ペ・ヨンシク)において灰汁を塗らずに焼いた「プレ土器」を製作している。

「プレ土器」とは、土で成形した器に灰汁を塗らずに薪の窯で焼く伝統的な甕のことを指す。「プレ」は青い色を帯びるという意味であり、「土器」という名称も、灰汁を塗る甕とは異なる点を強調した言葉である。

ハンミ窯ペ氏土家の裵義錫氏(1926年生)は4代目の甕職人である。多くの甕職人がそうであったように、裵義錫氏の高祖父も大院君による天主教に対する迫害を逃れるため、山の中で甕の製作を生業とした。裵義錫は、「狭い田畑を受け継ぐよりはましなはず」という祖母の勧めにより甕職人の道に進んだ。

裵義錫氏は日本の植民地時代の迫害と解放後にプラスチック容器の大量生産のため、一時期、韓国の文化に対する矜持を失い、困難を感じた。しかし、その困難を乗り越えると、88年からはアメリカ50校の大学と芸術センターにおいて韓国の伝統甕について紹介し、アメリカに韓国の窯を設置するなどの活動を行っている。

日本の陶磁器だけが知られていたアメリカの地に、裵義錫氏の焼く超大型の甕を紹介したのである。韓国の陶磁器史において忘れ去られていた「プレ土器」を次男のペ・ヨンシク氏もともに再現し、苑功績が認められ、2002年9月16日、ソウル市無形文化財保有者に指定された。

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